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箱田 照幸; G.Zhang*; 橋本 昭司
Radiation Physics and Chemistry, 54(5), p.541 - 546, 1999/00
被引用回数:26 パーセンタイル:85.59(Chemistry, Physical)放射線を用いた排ガス処理技術の確立の可能性を検討するために、揮発性有機物の一つであるテトラクロルエチレンやほかのクロルエテン類の電子ビームによる分解を試みた。その結果、分解のしやすさの程度を表す分解のG値は、テトラクロル-トリクロル-trans-ジクロル-cis-ジクロル-モノクロルエチレンの順に小さくなることがわかった。またテトラクロルエチレンについて、分解のG値に与える初期濃度の影響について調べた結果、分解のG値は初期濃度の増加に伴って増加することがわかった。さらに、クロルエテンの分解機構やtrans-ジクロル-とcis-ジクロルエチレンの分解のG値の違いについて考察した。
箱田 照幸; 広田 耕一; 橋本 昭司
IAEA-TECDOC-1023, p.55 - 66, 1998/06
テトラクロルエチレン(PCE)や他のクロルエテン類に汚染された排ガス処理への放射線照射の可能性を検討するため、バッチ式反応容器に模擬ガスを封入し、電子線及びガンマ線を照射した。その結果、電子線では分解のG値がPCEトリクロル(TCE)トランス-ジクロル(trans-DCE)シス-ジクロル(cis-DCE)モノクロルエチレン(MCE)の順であるのに対し、ガンマ線ではPCE、TCE、trans-DCEcis-DCEMCEの順となることがわかった。また、PCEについて分解のG値への初期濃度の影響を調べた結果、電子線及びガンマ線ともに初期濃度の増加に伴って分解のG値は増加することと、電子線での値はガンマ線での値に比べて2倍程度大きいことがわかった。